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銃砲刀剣類登録証番号 栃木県 第52017号
種別 わきざし
長さ 46.6センチ
反り 1.0センチ
目くぎ穴 1個
元幅約3.0センチ 元重約0.8センチ
銘文 於江府箱崎古河阿武隈川宗寛作之
嘉永六年二月日
今回はコレクター様が手放す事になり、これから出していきます。代理出品で出しますので、すべて
売り切ります。一度きりの出品ですので、今回の機会によろしくお願いします。
題名に数字が付いているものがコレクター様からの代理出品になります。
新々刀の名工「泰龍斎宗寛」の脇指です。刀身と拵えにそれぞれ鑑定書があり保存刀剣と特別保存刀装具の
鑑定でダブル鑑定書になります。
拵えと白鞘と付きで、拵えは上級の黒石目鞘に鉄地金象嵌の金具で鍔も鉄地金覆輪の高級鍔です。覆輪も
金覆輪で彫金がされており、見事な木瓜型鍔です。金具はすべて鉄地で秋草や桐唐草で統一され、目貫は
秋草図です。目貫は外していないので断定はできませんが、色あいや金無垢特融の赤色があり、おそらく
金無垢の目貫です。ハバキは金着せの高級ハバキです。拵えの全体的にほとんど痛み無く美品です。
さすが、特別刀装具の鑑定が付いていだけあります。銘品拵えです。
刀身は珍しい「小烏丸」造りで、刀身は冠落しのような造りですが、刀身の半分から上は棟にも焼刃があり
変わった造りです。おそらく大名からの特別注文造りです。
もちろん初茎で、身幅も健全で見事な互の目乱れ刃紋です。 刃切れなど無く宗寛の素晴らしい脇差です。保存鑑定も付いていますので、ご安心ください。
小烏丸造りは、非常に少なく、高い技術を必要とされるため、すべての刀工が作れたわけではありません。
その時代の名工だからこそ出来た脇差になります。
泰龍斎宗寛は現在でも絶大な人気がある名工ですが、小烏丸造りは珍しく現存している刀は、ほとんど無いと
思います。是非、宗寛コレクター様、よろしくお願いします。
泰龍斎宗寛 新新刀:上作:武蔵国 古賀藩お抱え鍛冶
寛(むねひろ)は通常そうかんと音読される。文政初年(1818)に奥州白河で藩士の
子に生まれ、嘉永年間に出府し、同郷の先輩で白河の旧城主松平家の抱工固山宗次の門人と
なる。師の推挙により嘉永初年(1848)下総古河藩工となり安政元年(1854)に泰龍斎と
称す。初期作は師の固山宗次と同様の刃紋を焼くがのちに特有の匂いの締った揃った小互の目乱
に足が長く入る刃紋を焼くようになる。
梨地風の地鉄の美しさにも定評がある。銘も独特の隷書風に切る事で知られる。
丁寧な茎仕立、銘の切り方からも実直で几帳面な性格であったことが窺える。
江戸時代後期、下総国古河藩の抱え工として活躍した泰龍斎宗寛、古河候注文打の作品。
深川箱崎町に住し、下総国古河藩の抱え工となり活躍したと伝えられている。
彼の作刀は天保の末年頃(1840年)から始まり、その後の作品に「阿武隅川宗寛」と銘する物があって、
生まれ故郷の阿武隅川を姓として用いている。
江戸後期の古賀藩の最高刀匠として有名である。
あとは写真と画像を見て判断下さい質問はわかる範囲でお答えしますので、入札前にお願いします。
発送はゆうパックの着払いです。
※注意事項※落札しましたら、登録のある教育委員会に名義変更届を出してください。
よろしくお願いします。
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