ご覧いただき、誠にありがとうございます。皆様は、伝説のウクレレビルダー 中西清一さんをご存知でしょうか。中西さんは、世界的ギターメーカーである米マーチン社がウクレレの一時生産をしなかった時代に、米国本土の米マーチン社のウクレレを扱う代理店の方が中西さんを直接訪れ、ナカニシウクレレの凄さを実感し、その後米国にナカニシウクレレが輸出されました。そのくらい凄い人なんです。こちらのウクレレはコンサートサイズ、オールマホガニー単板、ボディ表裏面にはバインディングが施され、両面とサウンドホールには、アバロン貝が美しすぎるほど丁寧に装飾された特別な最高級の仕様となっており、ナカニシウクレレの中でも大変貴重なウクレレです。中西さんのウクレレは、音色、完成度共に群を抜いているのはもちろん、骨董的価値もあります。 コレクションとして一本持っていても自慢になります。 残念ながら、中西さんは2012年にお亡くなりになっております。従って、今後、ナカニシウクレレは製作されることはなく、手作りにこだわり抜いたナカニシウクレレは、総製作本数も少ないので、でも市場に出回ることは極めて稀です。私は、2006年に中西さんの工房を訪問し、約9万円で本作を購入しました。気さくな性格の中西さんは、まだ値付けされていなかった当該ウクレレを、破格の値段で売ってくれたのです。カマカやコアロハ等の有名ウクレレメーカーで、当該ウクレレと同等の仕様であれば、2倍以上の売り値になることは間違いありません。写真５のとおり、ヘッド先右側前面にあて傷がございますので、設定価格を低めにしましたが、値段交渉には快く応じさせていただきます。出来ることなら、このまま所有し続けていたいのですが、家計の事情で手放すことにしました。ご興味と価値にご理解のある方、どうぞご検討くださいませ。値下げ歓迎中です！