管理番号 | 新品 :34741889 | 発売日 | 2024/05/09 | 定価 | 90,500円 | 型番 | 34741889 | ||
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カテゴリ |
保存刀剣 土佐古刀代表工【吉光】
典型出来の肌物短刀 刃中働き見事
生ぶ茎在銘 昭和29年登録
■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。
【銘】
『吉光』
吉光は土佐国に於ける最古の刀工として知られ、
鎌倉後期・正安頃の初代吉光は粟田口正光門または
大和千手院派の吉光同人と伝えられています。
以降は室町中期の大永頃まで七代にわたり繁栄し、
各代を通じて細身で重ね厚い短刀の作例が多く見られ
「鎧通しの巧手」と讃えられる土佐古刀の代表鍛冶です。
本作は日刀保の保存刀剣鑑定書が付属した一振、
「国不明・時代室町末期」の但書は些か遺憾ながら
造込みや地刃の作域、茎の形状、銘振りなどの特徴から
室町中期の六代または七代吉光の作と鑑せられる短刀です。
鋭く伸びて重ねやや厚い土佐吉光の典型的な体配を呈し、
杢交じりの板目が強く錬れて松皮風に肌立つ鍛えに地沸つき
刃文は直刃調に小乱れを交え小沸よくついて打除けかかるなど、
吉光の特色と時代の奥深い出来口を示した真面目な一振です。
柄が削り込まれた独特な形状の上手白鞘に収められ、
古くから愛刀家様の元で大切にされてきたことが窺えます。
古刀期の土佐国を代表する名工『吉光』在銘の保存刀剣、
地刃の見処溢れる肌物短刀を末永くお手元でお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:21.36cm 元幅:2.10cm 先幅:1.60cm
元重:0.66cm 先重:0.50cm 反り:なし 目釘孔:1個
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・刀身のヒケや鍛え、疵等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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