管理番号 | 新品 :82308422 | 発売日 | 2024/05/03 | 定価 | 68,000円 | 型番 | 82308422 | ||
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◆脇差 日本美術刀剣保存協会の貴重刀剣認定書付き会津の名門三善長道の高弟「会津道辰」と極められた名脇差
●会津道辰五鍛冶の一つ中条家は、初代長俊が三善長国の門弟として会津に従い、三代道辰が初代三善長道に鍛刀を学んで、元禄年間に分流独立したと言われており、初代道辰は宝永頃の人で、以降六代にわたり栄え、会津兼定系と共に会津新々刀の代表名匠です。
本刀は代別まではされていないものの、会津の名流である道辰と極められたもので、特筆すべき鍛錬疵はなく、巧に鍛え上げられています。玄人好みの直刃は、一見単調な刃文に見えるも、仔細に見ると様々な働きを見せ、見るたびに新たな発見があり楽しませてくれるそんな出来の刀です。
元先の差が開いた優しい姿。杢目鍛えの地鉄は刃縁と鎬地に柾が現れ、典型的な美濃伝の流れであることが分かります。
匂口は明るく冴え、刃中には砂流し、金筋が顕著に現れ変化に富み見ていて飽きを感じさせない品です。三善一門の特徴である刃中に金筋、砂流し等の働きが盛んに入り、名工として名高い道辰の傑作刀として見事です。
唯一欠点を上げるとすると指し表の横手下に、事後に当たった軽い疵が見えることですが、鑑賞上支障はありません。また、簡単な研ぎで元通りになると思います。
【脇差】無銘
長さ:45.2cm
反り:1.1cm目くぎ穴:1
元幅:約2.6cm
先幅:約1.77cm
元重:約0.57cm
先重:約0.44cm
名工と名高い会津道辰の作品です。刀身の出来も良く、地刃共に健全です。
当然刃切れ鍛え割れ、刃こぼれ等は無く、疵は前記の通り事後ついた一箇所のみです。
※落札後、12時間以内に取引開始のご連絡と、48時間以内に