管理番号 | 新品 :40402410 | 発売日 | 2024/08/03 | 定価 | 16,300円 | 型番 | 40402410 | ||
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テンモニ(NS-10M)系のYAMAHAのスピーカーの中、かくれた名機「NS-3MX」です。 フルレンジの定位、わずか12cmとはとうてい思えない低音の迫力。知らない人は誰もが驚くし、知っている人は「かくれた名機」という評価にうんうん頷くと思います。これはもう本当に「聴けば分かる」としかいいようがありません。 ◎本機に関しては、ユニットへのポリマー加工(下記)と、エッジ柔軟化処理を施しました。処理後、乾燥室に入れてから、アンプに繋げて24時間連続の鳴らしこみを行いました。……もう名機ぶりがスゴいです(本気)。 私が思うに、NS-3MXは、もしもピュアオーディオ全盛期の70年代、80年代にデビューしていたら、NS-10M並みの伝説的評価を得ていたと思います。 残念なことに、95年にデビュー、バブルの崩壊時という時代も悪かったのでしょう。ピュアオーディオ市場も崩壊、そのまま姿を消しました。 ◎ポリマー加工とは、コーン紙の表面に極めて薄い高分子密着被膜を作るもので、一義的にはコーン紙の劣化を防ぎ、本来の白さを取り戻し、湿気や紫外線などからウーハを守るためですが、コーン紙の剛性を高める作用も持つため、音を引き締めて音像をハッキリさせる効果があります。本機に関してはバスレフとの相性の良さから、1.迫力と、2.キリッとした音像、の両者を手にしたと思います。 高分子被膜は極めて薄い被膜であるため質量をほとんど増やすものではなく、音色の方向性そのものに変化はありません。 ◎写真でご覧の通り、年代を考えるとまあまあの美品です。コーンはきれいですが、エンクロージャーに若干の微細傷などが存在します。このあたり写真を拡大するなどしてご確認ください。 また、このNS-3MXは両方「A」です。音は同じですし、ネットをかければ同じ、また同じくYAMAHAのNS-10MTのように左右同型と考えるなら、気にならない方は気にならないと思います。 ただ、このあたりの事情があることで、手のかかった加工にもかかわらず、価格をかなり安くしています。どうぞよろしくお願いします。幅273x高さ167x奥行219mm。【091麻】